電子タバコはどこで吸える?カフェ・公園・禁煙スペースでも可能?
電子タバコを買った、あるいは興味があるものの「電子タバコはどこで吸えるの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
一昔前であれば禁煙スポットでも電子タバコを吸う人をよく見かけましたが、最近でもその線引きが曖昧なままとなっています。
そこで今回は電子タバコを吸ってはいけない場所と吸ってよい場所を区別してお伝えしたいと思います。
その前に、、電子タバコの年齢制限はある?
海外では既に世間にも浸透していて、所持している人も非常に多い電子タバコですが、同時にその規制も厳しくなっています。しかし日本では、まだ電子タバコの認知度は低く年齢制限などの規制は厳密に決まっておりません。
ただもちろん未成年者の電子タバコは勧められるものではなく、「自主規制」という形となっています。法律上は未成年の方でも電子タバコを吸う事が出来ますが、「そのうち規制がかかるかもしれない」というのが現状です。
電子タバコを吸っていい場所とは?
電子タバコを吸っても問題がない場所は喫煙を許される空間、つまり喫煙所です。当然ですが、タバコを吸っても良い場所であれば、よほどの理由がない限り電子タバコの使用は問題ありません。
喫煙所やもちろん、喫煙可能なバーや居酒屋・クラブなどで電子タバコを吸っている人もよく見かけるようになりました。
以前までは「なんだあの煙やニオイ…?」と変わった目で見られることも多かったですが、日本でもなかなか浸透してきたために特に違和感なく楽しめるかと思います。
その他で確実に吸えるスペースとしては、家があげられます。
マンションであればタバコの煙のせいで壁が黒ずんだり、ニオイがついてしまうことから禁止される場所も多いですが、電子タバコにはそういった着色などの心配がありません。
電子タバコを楽しむ人の中でも「自宅で吸っている」という人は非常に多く、タバコのように火事の心配やニオイがつかない事もメリットのひとつですね。
ただ一点、マンションで電子タバコを吸う上での注意点としては、長時間吸っていると煙が室内に充満し、火災報知機などが誤作動する可能性があります。窓を開けたり、換気扇を回すなどして、対策する事を忘れないようにしましょう。
他にも、公園や海などの室外で楽しむ方も大勢います。規制は特にかかっていない上に、広い場所であれば周りの方に迷惑をかけることもないので、問題なく吸えるでしょう。
ただ公園の中にお子さんがいたり、室外といっても人がたくさんいるようなところでは、極力使用を控えるようにしましょう。規制がかかっていないとはいえ、「周りの方々に迷惑になるな」と感じた場合は自主規制をかける事をおすすめします。
中には「電子タバコの使用をやめてほしい」と思っている方もいらっしゃると思うので、ケースバイケースでご判断いただければと思います。
電子タバコを吸ってはいけない場所とは
規則的には電子タバコを吸ってはいけない場所はありません。しかしもちろん「マナー・モラル」が非常に重要となってきます。
禁煙スペースで吸っても規則的には問題がないとしても、周りの人に迷惑をかけるようであれば当然自粛するべきでしょう。また電子タバコの使用禁止を宣言している場所ではもちろん使用は出来ません。
電子タバコを吸うにあたって一番難しい問題は「禁煙スペースで吸っていいのか」という事だと思います。この件に関しては、電子タバコを吸う前にお店の方に聞くことは必須です。吸ってからお店の人に注意されるよりは、はじめから吸えるかどうかを聞いたほうが、お互い気持ちいいですよね。
お店の許可を得たとしたら、次は周りの環境を見渡してみましょう。たとえばディスズニーランドやUSJなどの人がたくさんいるところなどでは、自粛すべきでしょう。
また喫茶店・カフェなどでついつい吸いたくなる事もあるかと思いますが、禁煙のお店では基本的に吸えません。(※雰囲気でわかるかと思いますが)
野外にも席があるような開放的なカフェであれば電子タバコの使用が認められるケースも多いので、ぜひ店員さんに聞いてみてください。
いかがでしたか?
今回は電子タバコが吸える場所・吸ってはいけない場所をご紹介しましたが、規制が緩い現在ではその線引きも非常に曖昧な事がわかったかと思います。
もう少し電子タバコが浸透する段階で、法整備がなされる事が予想されますが、それまでは「周りの人に迷惑がかかるか否か」を基準に考えていただければと思います。
あまりにも自由に電子タバコを吸いすぎてしまえば、電子タバコの使用自体も制限される可能性も否定できませんので、マナーを守り、気持ち良く電子タバコを使用するように心がけましょう。