ニコチン入り電子タバコリキッドを「おすすめしない理由」。害があって危険?
ですが、個人的にはニコチン入りリキッドの使用はやめた方がいいと考えています。
私は喫煙者で、なおかつiQOSや電子タバコのVAPEなどを使用していますが、「ニコチン入りリキッド」の使用だけは避けています。タバコやiQOS、また電子タバコに害があるという事は百も承知です。そんな自分でもニコチン入りリキッドは怖いです。笑
なぜニコチン入りリキッドを避けるのか?その理由をご紹介しますので「ニコチン入りリキッドについて興味がある」という方は、ぜひとも参考にしていただければと思います!
ニコチン入りリキッドの危険性 : 誤飲した時の危険性
私の中でニコチン入りリキッドを避ける理由で一番大きいのが「誤飲した時の危険性」です。
「いや電子タバコのリキッドを飲む事なんてないっしょ?」と思われる方も多いかと思いますが、電子タバコには液漏れがつきものです。既に電子タバコを使用している人は想像が容易いかと思いますが、ブランドによってはどうしてもリキッドが漏れてきてしまうケースがあります。
最近では液漏れを防ぐような工夫をしている電子タバコブランドも増えてきましたが、個人的には誤って漏れてきたリキッドを舐めてしまった時に、それがリキッド入りだと思うと怖くて吸えません。笑
参考記事→電子タバコ(VAPE) 液漏れしにくいアトマイザーや防止対策とは?
「タバコを食べると死ぬ」という話を聞いた事がありませんか?成人の方であれば2〜3本、子供は半分~1本くらいのタバコを食べてしまうと、急性中毒に達してしまう可能性がある、なんて言われています。
子供ならともかく、成人の大人がタバコを誤って食べるケースはなかなかありません。灰皿代わりに使っていた缶を誤ってまた飲んでしまうくらいでしょう。
タバコとニコチン入りリキッドの違い
上記でお伝えした「タバコを食べる」というミスはなかなか起きるものではありません。しかし、それが電子タバコリキッドであれば確率は高まります。
例えば電子タバコの機器が壊れていたりして、あるいは液漏れによりリキッドを誤って舐めたり・飲んでしまった場合、タバコを食べるのと同様のニコチンを摂取してしまう可能性があります。
また小さい子がいるような環境では、一見して危険性がわからないために、誤って飲んでしまう事もあります。最近の電子タバコリキッドでは、子供が誤って開けないように蓋に工夫がされている物も多くなってきましたが、全てのリキッドがそのような対策をされているわけではありません。
それでは「ニコチンはどのくらい飲んだら危険なの?」という点をお伝えします。
タバコの時は本数なのでわかりやすいですが、ニコチン入りリキッドはどのくらい飲んだら致死量なのでしょうか?ひとつの目安として言われているのが”50mg前後”を飲んでしまうと大変危険だと言われています。
「mgってなんだ…?」というと、リキッド1mlあたりに何mgのニコチンが入っているかを示しています。販売されているニコチン入りリキッドにはmg、又は%でニコチンの濃度が記されています。
※ニコチン濃度の相対表はこちらです→0mg=0.00%, 6mg=0.6%, 12mg=1.2%, 16mg=1.6%, 24mg=2.4%, 36mg=3.6%
これがどういう意味なのかと言うと、例えば6mgのニコチン入りリキッドを10ml購入した場合は60mgのニコチンが入っているという事になります。
つまり、そのリキッドを丸々飲んでしまうと危険と言われている50mlを超え、死に至る可能性があるとも言われています。36mgのものであれば丸々ではなく、微量の誤飲でも大変危険です。
そう考えると凄く危険な感じがしませんか?最近では電子タバコVAPEが流行っている海外で、子供やペットが誤ってリキッドを飲んでしまうという事故が相次いでいるそうです。
また、そもそも日本ではニコチン入りのリキッドは販売されていません(※禁止されているので)。なので入手するにはアメリカや中国などの販売サイトから個人で輸入するしかありません。日本でもその個人輸入の販売代行として、商品を扱っている通販も存在していますが、商品の信憑性が低いと個人的に感じています。6mgと記載してありながら、遥かにその量を超えるニコチンが検出されることもあるそうです。
反対に「そこまでしてニコチン入りリキッドを吸いたい」という理由はなんでしょうか?それなら普通のタバコを吸った方がマシだな〜というのが個人的な見解です。
中には未成年の人でタバコを堂々と吸えないからといって、ニコチン入りリキッドを使用して電子タバコを吸う人もいます。ですが、体への危険だけではなく、法に触れる行為ですので当然やめた方がいいです。
通常のタバコでは喫煙をすると煙が口から気管へと入っていき、ニコチンは口や気管の粘膜から速やかに吸収されていきます。そして約7秒で脳に作用するという風に言われています。
それに対して電子タバコの場合は、リキッドを蒸気に変化させて肺に吸い込むので、ニコチンの摂取の即効性がなく、満足を得られないという研究の結果がでています。そのため実際のリキッドに入っているニコチンよりも遥かに低い濃度しか吸収されないそうです。
となってくると、電子タバコでニコチン入りのリキッドを吸うメリットは一体なんなのでしょうか?タバコよりも安くて、お洒落など色々な理由があるかもしれませんが、もう一度考え直した方が良いかと思います。
ニコチン入りリキッドをおすすめしない理由
以上が、ニコチン入りリキッドの電子タバコをおすすめしない理由です。
完全に個人的な意見なので「うるせえ吸いたいんだよ!」という人はもちろん気にせず吸っていただいて構いませんが、リスキーである事は頭の片隅に置いといていただければと思います。
周りの方の誤飲(※特に小さいお子様など)の可能性も否定できないので、どうしてもニコチンを摂取したい場合は通常のタバコを吸う方がまだ平和的かな〜とは個人的には思います。
あとはニコチン入りではない電子タバコリキッドでも、吸った感が強いブランドやリキッドが存在しています。自分は普段のタバコでメンソールを吸っていますが、電子タバコでもメンソールのリキッドが好みです。
参考記事→電子タバコなのにメンソール感最強。吸ってて気持ちが良いブランドは?
特にTHE Frienbr SHOPのストロングメンソールやハードブラストメンソールはなかなか強烈なので、「電子タバコのリキッドはパンチがなくて吸った気がしない…」という方は、騙されたと思って一度お試しいただければと思います。
今回はニコチン入りリキッドの危険性をご紹介しましたが、引き続き電子タバコに興味があるという方は、他の記事もぜひ参考にしてみてください!